こんにちは、さしみです。先日、超多枚についての情報が少なすぎる! と嘆いていたらdilshさんがこちらの記事を書いてくれました。
ということで、今回は、それに続く形で私がよく使っている988型超多枚を紹介します。いつもより小さめの記事になります。
素数表
使う数札の並びは98876654432と、偶数を多くした形になっています。特に意識せずに作りましたが、最も有名と思われる998876654432から9を抜いたものでもありますね。
これの後につけて素数になる絵札2枚ずつまでの組み合わせは25種類ありますが、ここでは使いやすいものを厳選して挙げておきます。気になる方は各自で調べてみてください。
tj,qj,qtj
tqqj,kkqtj,tqktqj
qqtjtj,kktjqqtj
さらに、末尾の2と3を入れ替えた98876654423も素数になります。
特徴
他の超多枚と比べた特徴を中心にコメントします。
・枚数のバランスが良く、9を1枚しか使わないので出しやすいです。その分99始まりに劣ってしまうこともあります。
・tj/qj/qtjがとても覚えやすく、これを覚えるだけで13〜14枚出しに対応しやすくなります。
・残念ながら、有名かつ有用なkkqqtjの組み合わせで覚えやすいものはありません。
まとめ・超多枚について
超多枚は20枚出し以上という定義を鼎猫さんがしています。ただ、私は20枚を使いこなせるようにはなっておらず、12枚程度から超多枚という呼称を使うことがあります。私の認識を言語化すると「枚数稼ぎの数札部分と、出しやすさを上げる絵札部分からなる素数が、単体で切り札として機能し組み切りに貢献する枚数」辺りになるでしょうか。
ともかく、そのような素数は各人の研究成果がまだまだ表に出てきていない状況にあります。この記事が問題提起となり、研究や発表が盛んになることを期待しています。アドベントカレンダーも楽しみですね。
私も今後、9がない、一つの数が3枚あるなど、より様々な場合に対応した数札部分を研究していけたら良いなと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!