素数大富豪32連戦振り返り vs mickeyさん

こんにちは、さしみです。先日、mickeyさんと素数大富豪オンラインで32連戦しました。その中で、自分の知識や立ち回りで改善できるところがあったゲームを取り上げ、振り返りとして記事にすることにしました。競技素数大富豪歴半年のプレイヤーの記録として、参考にしていただければと思います。

 

 

5ゲーム目

mickey:(K74A824667Q)

さしみ:(K3695AXJA92)

mickey:D(T)TQA2K4466787,P(6JJK279JQ9QK)

さしみ:D(2)K2A329J9A56X|X=3,P(8TQ54538XAT4)

mickey:D(3)9866744273,P(T5837)

さしみ:9988X64433KXA2QTTJAA|X=7|X=K,P()

mickey:57[GC]

mickey:D(5)876432A

さしみ:D(7)8926453

mickey:986TJTJ

さしみ:84QKTTJ

mickey:KKKQQQJ

さしみ:%

mickey:57[GC]

mickey:963427#

 

超多枚を出そうとしてミス、7枚出しで組み切られたゲーム。絵札で勝っていないので超多枚も一つの手だが、ここは明らかに革命するのが有利だった。

 

8ゲーム目

さしみ:(QAJ5K68T788)

mickey:(24T89655A9Q)

さしみ:D(T)885A,P(4K43)

mickey:D(X)TQA2X4556899|X=3,P(673XQ7AJT3JQ)

さしみ:D(A)T4T4K5K68Q8J8A37A,P(2J42K72K56939)

mickey:57[GC]

mickey:D(5)57[GC]

mickey:D(7)998X76654X32QQTQTJJ|X=8|X=4

さしみ:9988664433KK2QTTJJK,P(57)

mickey:AA3#

 

初手の4枚出しに失敗し、相全出しで30枚の手札を手に入れたものの超多枚を返せず負けたゲーム。もちろん超多枚の知識がもっとあれば勝てたのだが、それ以前に8581を知らなかったのが痛すぎる。知っていれば、768QKTTJを先に出せて勝ちだった。もちろん初手多枚をもっと覚える手もあるが、4枚出しは喫緊の課題である。

 

13ゲーム目

mickey:(T3JQ4KJT944)

さしみ:(56JXJQ929K7)

mickey:D(4)TTJJQK344449,P(X6AA8T938T58)

さしみ:D(8)J7J89K9Q562X|X=7,P(A627Q2Q35A6K)

mickey:D(2)AA23434445688899TTTTJJXQK|X=A,P(K5773)

さしみ:X[IN]

さしみ:D(X)692696J,P()

mickey:98844332AA

さしみ:66622298J9,P()

mickey:KKQJXTTTTJ|X=Q

さしみ:%

mickey:57[GC]

mickey:57[GC]

mickey:896443#

 

相全出し後7枚HNPできれば勝ちの組み切りで失敗し、10枚出しで組み切られたゲーム。KKQが揃っていたので911→6QJ→KKQの組み切りを狙うべきだったと直後に考えていたが、実は相手にKKKがある。1679616の合成数でも詰め切れないところで、素直に実戦の相手を褒めるべき。

 

15ゲーム目

さしみ:(KAT6Q2K6743)

mickey:(847TT637X99)

さしみ:D(J)6624A,P(QX522)

mickey:D(K)TTKX34677899|X=2,P(4T7QJA5JK432)

さしみ:D(A)XKKQQJ57642TA2A623|X=A,P(89858Q65J9A3)

mickey:98776423A

さしみ:998658653,P()

mickey:9KKXTQJTTJ|X=K

さしみ:D(9)9KKXQQQTJJ|X=K

mickey:%

さしみ:D(8)57[GC]

さしみ:D(7)57[GC]

さしみ:D(7)8868523

mickey:D(6)%

さしみ:96=2^4*2*3

mickey:D(4)%

さしみ:98AA

mickey:D(2)%

さしみ:76A#

 

お互いが絵札を使い切った後の立ち回りが面白かったゲーム。実はこちらの10枚19桁がHNPであった他には特に反省点はないが、おまけとして取り上げる。相手の手札には8以上の札がないため、8や9始まりの数は必ず通る。一方、こちらにも絵札がないため、96などで攻める必要があり、上のような終わり方になった。



19ゲーム目

mickey:(JKT56324JA7)

さしみ:(QAT8768KX67)

mickey:D(Q)6A43

さしみ:886A

mickey:KTQJ

さしみ:D(3)KQTX|X=J,P(692A)

mickey:57[GC]

mickey:2J#

 

12枚からKTQJで組み切られたゲーム。細かいことだが切り札で勝負するつもりなら2回ドローすべきだっただろう。JまたはKで火力が上がり、相手の、よく見ると甘い立ち回りを咎められたかもしれない。結果論としては不可能だが。

 

30ゲーム目

mickey:(68T96964Q9X)

さしみ:(KAA7Q5A977Q)

mickey:D(K)QTK4X6668999|X=5,P(42T4KT32K2J8)

さしみ:D(7)Q7Q7A75A79AK,P(5388J542XJ3J)

mickey:Q98446=64223*2,P(3T6A5Q)

さしみ:A729[RR]

mickey:A623,P()

さしみ:D(A)57[GC]

さしみ:D(7)57[GC]

さしみ:D(2)4Q7

mickey:D(9)666=9*9,P(5757)

さしみ:D(4)KQJJJ

mickey:A2263

さしみ:AXA33|X=0

mickey:%

さしみ:57[GC]

さしみ:2488A,P(Q7KQJ)

mickey:D(J)57[GC]

mickey:D(J)57[GC]

mickey:344456668899929TTTTJJJQQKKXK|X=A,P(A2263AXA33575757)

さしみ:A4=2*7

mickey:D(2)A3

さしみ:%

mickey:997766554432KKQTTJ

さしみ:%

mickey:998876654X32KA3QJTA2TJ|X=4

さしみ:%

mickey:25X|X=7#

 

革命の後Aをノーコストで回収し、有利に進めたものの最後の5枚出しが分からず逆転されたゲーム。88241もそうだが、AA始まりの素数も覚えておきたかった。12263に10133はかなりオーバーキルで、11483などで返しても親を取れるはずだった。

 

まとめ

全てのゲームを眺めても、どのような戦略を取るかで致命的な見落としがあった場面は少なかったです。一方で、4,5枚の素数が分からないために妥協を求められたことが、予想通り目立っていました。また、革命下のゲームを落としたり、革命に苦手意識を持ってしまったりしているのも、そのための知識が足りていないことが原因でしょう。

 

私はこの半年で、最低限の知識で勝率を上げられるような素数をほとんど無駄なく覚えてきたと思っています。実際、4枚出しについて基本だからと最初から完璧を目指すのは効率が悪いです。ただ、そろそろ偶数の被りがある4枚出しなどは次に覚えて損はないものとして選択肢の中で存在感を増しているところだと思います。

 

なお、全体の成績は13-19でした。今回であれば5,8,30ゲーム目は勝ちを狙うことが十分に可能だったと言えるでしょうが、そこを完璧に取り切ってやっと16-16となります。いかにmickeyさんが強いプレイヤーか分かるでしょう。

 

その先も考えると、紹介しませんが、絵札が多いのに全出ししたゆえに負けてしまったゲームが2つありました。深いところまで絵札攻勢を掘り下げていければ、いずれはそのような場面も初手で勝つことができるようになるでしょう。単なる初手9枚出しも魅力的です。

 

自分のための記事でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!